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2020年9月18日金曜日

35(雑魚)なんて言わせねえ。俺の、俺たちの本気を見せてやる!!

今となっては「いにしえ」の遺物となろうとしている「エロゲー」。私は今でもたまに新作をチェックしていますがその販売手法が店頭販売からダウンロード販売へと移り行き、そしてその影響下所謂「抜きゲー」と区別されるような泣きゲーなどストーリーを重視した作品はあまり流行ることが無くなった様に感じます。

アニメにも様々な『特化型』が出現していますが、今回は古き良き時代のエロゲを彷彿とさせるヒロイン攻略からのメインヒロイン(妹)攻略のトゥルーエンドを迎えるアニメを紹介して参ります!!



強大な魔法で人々を恐怖に陥れた「魔女」たちと、人類の間で繰り広げられた「魔女狩り戦争」が集結してkら150年。

残存する魔導の驚異を取り締まる「異端審問官」の育成機関「対魔導学園」では、今日も若き志願者たちが訓練に励んでいた。

剣では誰にも負けない腕前を持つ草薙タケルもまた、対魔導学園に通う生徒のひとり。

しかし武力の頂点は、剣から魔法、そして銃へと移り、彼が振るう”剣”はすでに時代遅れのものとなっていた。

絶望的に銃の才能に欠けるタケルが隊長を務める「35試験小隊」、通称「雑魚小隊」は、彼を含め、劣等生たちの寄せ集め部隊。

そんな小隊にある日、元異端審問官である夕焼け色の髪を持つ少女・鳳桜花が入隊することに。

魔女に対し異常なほどの憎しみを抱えた彼女との出会いを機に、35小隊の運命の歯車は大きく回り始める……。

「あなたは目的のためならば大切なものを捨てられますか?」

突きつけられる”瑠璃色”の問い。

魔女、死霊術師、錬金術師、魔導遺産……、世界を巻き込む様々な脅威に立ち向かっていく”最弱”の雑魚小隊。

それぞれに”秘密”を背負い出会った問題児たちの歩む道とは……!?


対魔導学園35試験小隊(公式サイト


今回紹介する「対魔導学園35試験小隊」30分枠の異能力バトル・ラブコメ作品だ。原作はライトノベルでいかにも”らしい”作品に仕上がっている。

今回紹介する35試験小隊の放映時期はまだ「本作の様な」ライトノベル作品の放映枠が「なろう系小説」の放映枠に侵食される前かつ成熟期だったので全体のクオリティは高く、この時期の”いかにも”なライトノベル原作の異能系バトル+ハーレムラブコメ作品に対してアレルギーがないなら、十分に楽しめるだろう。


ストーリー設定はあらすじを読み返してもらえばある程度察してもらえるだろうが、私達の住まう現代と同じく銃器が発達する世界だがその一方で、こちらの世界とは異なり魔術や異能も存在する設定の舞台で、そこで「魔女を狩る側」の機関である異端審問官側に所属する”訳あり”小隊の隊長に任命されたこれまた”訳あり”な主人公がメンバーひとりひとりを攻略(もちろん恋愛的な意味で)しつつ、主人公も能力を発揮させてまた強大な力を手に入れることによって「最弱」から「最強」まで実力を伸ばして魔女などの異能を悪用しようとするものたちから世界を守ろうとする物語となっている。

いや、少々難しくなってしまったかもしれないから簡単に説明しよう。

本作は主人公が俺ツエーしながらチョロイン(バニーうさぎちゃん、マッドサイエンティストちゃん、ツンツン審問官ちゃん、ツンデレ魔女ちゃん)を即落ちさせて最後にヤンデレで暴走が止まらない妹の暴走を止めてめでたしめでたしというストーリーだ。


最終的に妹も含めると5人のヒロインを抱えるハーレムルートを突き進むことになる主人公なのだが、その中でどのヒロインに注目すべきか、私のおすすめは『西園寺 うさぎ』ちゃんだ。

なによりわかりやすい魅力としてロリ巨乳であることが挙げられる。人ならば誰もがこれにはもう説明の必要がないくらい明確にその魅力を感じることができることは間違いない。(断言)


そしてそのロリ巨乳がスナイパーライフルを凛々しく射撃する姿は私個人の嗜好にガン刺さりしていてたまらない。

さらにその上に「過去に事故で”兄を殺してしまった”」というトラウマを抱えていてそれを許嫁に良いように利用されて病んでしまっていたという私のライフを0からマイナスまで削るのかというほど私の好みに合ったメンヘラ設定は私だけでなく”一部”の同士諸君にとってとても愛おしいものと言えるのではないだろうか。

ここまで見るとただの萌え系アニメのような印象を受けたかもしれないが、全体を通して振り返えってどの様な印象を受けたかというと、そうは思わなかった。主人公たちの住まう世界の設定やその物語の進行上で見ることになるヒロインたちが抱える悩みであったり発生する事件や戦闘描写はヘビーだ。いわゆるグロに近いような残酷な展開もある。

それなので、場面ごとに見ればかなり萌え系アニメとして媚びた作品の様にも見えるし、また別の場面だけを見れば割と重めの異能力バトルものである様にも感じる。ここで本作はの『萌え系ハーレムもの』『異能バトルもの』という2つのジャンルを両立させていると言えよう。

逆に言えば日常パートとそうでない時とでかなり演出や展開に落差があるのでそういった急激な変化に違和感を感じることがあるかもしれないし、そもそもハーレムものか異能バトルものどちらかしか求めていない人にはウケない作品になってしまったとも言える。

今回は私の好みにどストライクな「うさぎちゃん」一人をピックアップして紹介したが、他のメンバーもなかなかに魅力的で個性的なキャラでなおかつサブキャラもこの世界の設定も相まってなかなかに濃いもの達が登場するので薄味すぎて飽きてしまうということはないだろうし、もしかしたらあなたにとっての”お気に入り”を見出すことが出来るだろう。

今となっては過去の遺物となりつつあるラノベ原作異能系ラブコメ作品の成熟期の作品、古き良き時代の感傷に浸るのもよし。あらたな可能性を見出すのもよし。ぜひとも本作を鑑賞して自身の目で見て振り返ってみて欲しい。

ブルマは日本の伝統文化‥


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