今回はそんな防寒に用いられることがあるタイツについて焦点を当てたアニメを紹介して参ります!!
4月。雨の朝。散り始めた桜が雨に打たれ、水たまりに浮かんでいる。生徒たちが色とりどりの傘が高校の校門をくぐり抜けていく。「おはよ、レン」。下駄箱の前で、濡れたタイツのレンにユアが話しかける。憂鬱そうに振り向くレンに、そこにいっそうびしょ濡れのホミが、跳ねるようにやってきて話に花を咲かせる。他愛ない3人女子生徒の会話が、新学期の訪れを教室に告げる。少女たちのかけがえのない時間が駆け抜けて、季節が移り変わっていく…
見るタイツ(公式サイト)
今回紹介する「見るタイツ」は5分枠の短編アニメーション作品だ。ジャンルは…そう、なんと言えば良いのだろうか。とりあえず日常系作品とでもしておこう。
本作の特色はなんといっても『ピンポイント』に特定のフェチを狙い撃ちしていることではないだろうか。そう、『タイツフェチ』である。
**さて、ここからの今作の解説については筆者の性癖が全開で暴走しているように見えるかもしれないがあくまでいち視聴者として、どんなアニメだったのか解説しようと努力した結果であることをご理解願いたい。**
全体のストーリーラインとしては女子高生の「レン」「ユア」「ホミ」の3人の生活に焦点を当てて5分という短い枠の中で『雨の日の登校』だったり『バイト』だったり『部活』といった生活のワンシーンを淡々と描く作品になっている。
この3人はクラスが同じ同級生で友人同士という設定となっていて、本作では放送回によっては登場人物が限られる場合もあるのだが、本作全体を見ればしっかりとそれぞれの絡み(ほぼ百合の可能性)もあるし、日常系作品としてみることもできるだろう。
だがしかし、タイトルから察しの通り本作の演出や描写の力は「タイツ」に集約されており、どちらかといえば(レンの)「タイツ」、(ユアの)「タイツ」、(ホミの)タイツ」を『見る』作品であることに間違いはないだろう。
まず、本作のおすすめポイントのうちのひとつとして、”様々な”タイツを見ることができるということが挙げられる。
制服はもちろんのこと、タイツとの組み合わせの定番であるバニーガールから足フェチズム教ニーソ派と激しい紛争を繰り広げる原因となってしまったメイド服、そして今では希少種、いや、むしろほとんど絶滅種といえる白タイツ+ナース服の組み合わせまで多様なタイツを見ることができるだろう。
もちろん制服タイツが至高であることには間違いないのだがここで改めて多様なタイツのありかたの重要性と素晴らしさを再認識させてくれる本作に対して感謝の意を表したい。
そして次に、タイツフェチの間でもさらに細かい分派を生み出す原因になってしまっている「デニール問題」にも本作は柔軟に対応していることもおすすめポイントだ。
デニールの変化に伴い、タイツの透け具合だったり、ツヤ感に変化が起きるのだが、それについて怖い「デニールおじさん」が現れてしまった場合にも、3人の登場人物が別々のデニールのタイツを着用するということによってすべてのタイツフェチが争うことなく安心して視聴できる作品になっているのだ。ここがタイツフェチの安息の地であることは間違いないだろう。
そして高度な「タイツ水」にも本作が対応していることにはもはや驚きを隠せない。
ある有識者(≠筆者)はタイツ水、そして更にはニーソ水について数々の作品を知るエキスパ―トなのだがそれ故にこの分野が相当にニッチなニーズと供給によって成り立っていることも承知していた。しかし、なんと本作ではこの「タイツ水」を作品の序盤から堪能することができるのだ。やはりここは天国か…
色々と紹介してきた通り、本作では日に様々な「タイツ」の魅力を存分に堪能することができる。そしてその描写も素晴らしい。
キャラデザなどは今のアニメの流行りとは少し変わっていて好みが分かれるかもしれないが、タイツには作風もなにもあったものではないし、「その一点」においてはパーフェクトといえるほどに気合の入った表現がされているので5分アニメだと怪しくなりそうな作画などについて、本作は高いレベルを誇っているといえるのではないだろうか。
タイツに興味がある人はもちろんのこと、え…「ス、スゴイナァ」とドン引きしてしまっている人にもぜひとも視聴してみて新たな世界を切り開いてほしい。
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