嫌な顔されながらおパンツ見せてもらいたい本とは
サークル「アニマルマシーン」40原氏による、累計発行部数7万部を超える人気同人誌シリーズ。
メイドや JK、ギャル、OL、ナース、巫女等々の美女に蔑んだ目をされながら、 おパンツを見せてもらうご褒美シチュエーションが楽しめる作品となっている。
イラスト+テキストのスタイルの他、漫画、ノベル、写真集等様々なスタイルの商品群が リリースされており、多くの紳士を魅了し続けている。
嫌な顔されながらおパンツ見せてもらいたい
(公式サイト)
今回紹介する「嫌な顔されながらおパンツ見せてもらいたい」略して『嫌パン』は5分枠アニメで全6話構成で構成されている。珍しく原作は同人誌となっていて放映されているメディアもネットメディアと動画販売で、そういった形式ならではの特殊性癖を対象とした類を見ない尖ったアニメとなっている。
そんな特殊性癖はないが、とりあえずどんなパンツを履いているかだけチェックしてみたいというネタバレを見て満足派の通常嗜好の方はEDに嫌な顔をしながら「おパンツ」を見せてる女の子の立ち絵が全員分出現するのでそこだけを視聴しておけばOKだと思う。
そうすれば、この「際どい」趣味嗜好をもつアニメを語り合う同士に「○○ちゃんのおぱんつが~」という話題を振られたときにもなんとなくイメージを膨らませたりして軽くあしらう事が出来るのではないだろうか。
ストーリー展開はエロゲ方式。もしくはビジュアルノベルとでも言えば良いのだろうか。その道を極めている人にはよくあるUIの幻覚が見えてしまうかもしれない。主人公は登場せず主人公視点でヒロインというか「おパンツ」を見せてくれる女の子だけが会話形式で毎回煽りながら嫌な顔をしつつパンツを見せてくれるだけのアニメとなっている。
メイド,アイドル,シスターに巫女から看護師、女子高生とありとあらゆる属性を付与されたおパンツを見ることができる。
最後はタイトルどおり「嫌な顔をされながら『おパンツ』を見せてもらえる」のだがよくあるツンデレのような「照れ隠し」の裏返しの嫌な顔ではなくガチで嫌悪感丸出しな「嫌な顔」で見せてくるので「おパンツ」という全視聴者共通の興味を引く点を抱えつつも今作は意外と視聴する人を選ぶ作品になっているのかもしれない。
全体を通して振り返って作画や演出はかなり高い水準に収まっているのではないかと思う。おそらく制作陣は今作に『相当なこだわり』があるのではないだろうか。
例えとして第一話のメイド回ではメイド服がちゃんとロング丈でしかもその裾を持ち上げる速度がゆっくりで「ただおパンツを見せてもらえる」のではなく「それまでの過程をじっくり楽しめる」という粋な演出がある。
ただ、巫女や看護師の回ではそもそも「巫女服ではそもそも下着をつけてないのではないか?」(過激な原理主義派)や看護師はパンツ(ズボン)スタイルが主流となったいま、そっちのリアリティや「敢えてズボンを脱ぐときの擦れる音などの演出も良いのでは?」という筆者の欲望むき出しの願望とは異なり王道のオールドスタイルが採用されている点については少し残念に感じた。
とにかくとんでもないアニメ化の基準からすればその対象となる視聴者層の狭さや表現の際どさもあって実現はほとんどないであろうジャンルがそのまま「ダイレクト」に具現化された今作は一見の価値があるのではないだろうか。
もしかしたら今作を視聴してみるとあらたな性癖を開拓できるかもしれない。
作中では嫌な顔をしつつも「自主的」に見せてくれています。けっして勘違いしないようにしましょう。YESおパンツNOタッチ!!
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