皆さん、青春していますか?していましたか?
伝えたいキモチ、気付いてほしいキモチ。でも相手の素振りは全然素っ気なくて。なりふり構わず駆け出してしまう。そんな乙女の純情を描いた??アニメの紹介です。
ココは、とある中学校の理科室━━━━。科学部部長の上野さんは、部活の後輩・田中に恋する乙女。天才的すぎる奇想天外な発明品を使って、あの手この手で気を引くためのアピール試みる。1年生部員の山下も冷静沈着なアシストで上野さんをバックアップ!果たして上野さんの恋は成就するのか!?それとも・・・
上野さんは不器用(公式サイト)
今回紹介する「上野さんは不器用」は15分枠のギャグテイストショートラブコメディだ。原作は月2回連載の漫画雑誌であるヤングアニマルに掲載されていた単発読み切り漫画で、その後評判が良かったので連載に至りいまアニメ化が叶った作品となっている。
もとが読み切り漫画ということもあり、起承転結がはっきりとしていて各話の中がさらに2パートに分かれてそれぞれにオチがあるテンポの良いストーリー構成となっている。
更に今作はテンポ重視の作品となっていて、ストーリーの内容重視だったりじっくりとキャラクターの心情描写を見たい層からするとあまり良く映えない可能性が高い。
その一方でおやつを食べる感覚でラブコメがみたい!という視聴者層からすればそれなりに楽しめる作品と言えるだろう。
もう一つ、今作の特徴として挙げられるのは変態要素だ。
本作のヒロインである上野さんは田中くんのことが好きなのだが田中くんは超絶鈍感という設定の下でその気持ちに答えて欲しいという上野さんの想いと歳相応?の悶々とした発想が混ざりあった末に繰り広げられる強烈なセクハラプレイが毎話に練り込まれている。
エロ要素は欠かすことなく本作に織り交ぜられているが、エロをそのままエロくすることなく、その軽快なテンポとともにギャグテイスト寄りになるべく寄せた印象を視聴者に与える様は間違いなく今作の魅力と言えるだろう。
作画もキャラ萌えを狙ったものではないと言えるだろうし、主人公およびヒロイン枠はクセが強いのであまり人気を集めるかというとそうとは言えないかもしれない。
それなので本作は特定のキャラを推すことなく全体としての「上野さんは不器用」を楽しむものなのだが私は北長さんを推して行きたい。
というよりか今作において北長さん以外を推す人はいるのだろうか?ほとんどの人は今作において純粋に痴女で友達想いな北長さんに惹かれることは間違いないだろう。
全体を通して振り返っても特に恋路に何か発展を見せる訳でもなく、どの放送回においてもエロ!ギャグ!テンポ!で押し通す今作はラブコメになにを求めるか?やアニメに何をもとめるか?によって賛否両論あるかもしれないクセのある作品と言えるだろうが、作画や構成は安定して気軽に楽しめる作品なので気になる人は視聴してみてはいかがだろうか?
パンツは煮込んで食べるもの。
0 件のコメント:
コメントを投稿