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2017年7月19日水曜日

町おこし系アイドル!

皆さん自分の住んでいる街,好きですか?
今回は地元のために頑張る女の子たちを眺めて見守るアニメを紹介しちゃいます!



おじさんからのお願いでローカルアイドルになっちゃった菜々子。
学校の先輩のゆかりさん(完璧超人ただしボケ気味)と
一緒に取材(@地元商店街)にテレビ(@低予算ケーブル)に
ライブ(@デパート屋上)に今日も頑張ります。
ちなみに時給は市民の血税から(笑)

「普通の女子高生が【ろこどる】やってみた。」(公式サイト


まず,登場人物が地味可愛い。
出だしはゲスいおじさんに半ば騙される形でローカルアイドル【ろこどる】になった菜々子。地元のために尽くす名士のお嬢様である(ゆかり)さんとアイドルユニット【流川ガールズ】を結成して様々なイベントに参加していく。

町おこしがテーマのうちの一つだが深刻な町の危機が有るわけでもなく緩く日常パートを中心にストーリーが進んで行く。このアニメのジャンルは?と問われれば,日常系町おこしお仕事アニメといったところだろうか。
それぞれのキャラ付けも割りと地味でラブライブやバンドリの様な個性あるキャラクターではなくありがちな設定の女の子たちがコツコツとアイドル活動を続けて行く様子が描かれている。夢を追いかけてキラキラしている世界を描いていくというよりかは身近な世界を描いた感じだ。
最初は手探りの二人がどんどん経験を深めて手慣れてくるのを見守ると、実際にローカルアイドルを追いかけて応援している様な気持ちというか親近感を得ることができる。

最初はメインの主人公格にあたる菜々子と【ろこどる】のパートナー(意味深)である縁さんの二人組に公務員で仕掛け人の菜々子のおじさんや家族や友人といった少人数で特に二人組を中心に話が進んで行くが、途中から魚心くん(三日月ゆい),そして2代目(名都借みらい)が参加して賑やかになって行く。


マネージャーである沙織さんが加わるあたりからは二人のユニット【流川ガールズ】のローカルアイドルとしての活動は安定してくる。そして沙織さんによって存在価値を奪われるおじさん…と見せかけて最終回まで一定の役割を担っているので刹那に消えて行く男キャラがいるアニメに嫌悪感を持つそこのあなたも安心だ。

キャラクターの個性はそれぞれ尖っているところはなく地味目なのだが作中でちらちらと垣間見えるガチ百合志向の縁さんと天然で受ける菜々子ちゃんに百合要素を感じざるを得ない
部屋にあった百合本,相方の体操服の匂い嗅いで「いい匂いね、どんな洗剤つかってるのかしら」とか言ってから冗談よって縁さん、一体何が冗談なのだろうか…
時折見えるサイコレズ要素はとても素晴らしい。もちろんこの世界に暑苦しい男性ファンなど存在しない。イベントに来るファンは子供と女性。そして学校パートの舞台も女子校だ。

アイドルということで歌を歌うのだがその曲がまた地味でこれがいい味になっている。
劇中歌の「あぁ流川」の時代を感じる曲調や,同じく劇中歌,魚心くんソングの「魚心あれば水心~うおうお,うおうお,魚心くん♪」なんて歌詞とありがちなチープな音楽は物語の地味な華となって作品に深みを加えていると思う。

最終話は二人の,いや、魚心くんを含む流川ガールズ全員の成長といままでの軌跡を振り返る充実の内容で綺麗に締めた内容に仕上がっている。
最後のライブのシーンはアイドルっぽい。ろこどるにおける最初で最後のアイドル感のあるシーンかもしれない。


…だが個人的に推して行きたいのは8話!おどおどなずっちかわいい!成長したなずっちもかわいい!!そして菜々子ちゃんとのカラオケや魚心くん特訓の掛け合いのリアルな間や雰囲気は必見のシーンと言える。
ぷにゃんぷにゃんからしゅぱーんからのほへーって何のことかな?(私はアレからアレが…ゲフンゲフン





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