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2017年5月30日火曜日

お茶だから舐めたほうがいよね…

これも食べて、どう?美味しい?美味しいよね?
私が作ったんだよ。隠し味は愛情…愛情たっぷりのシチューなのさあ食べて、もっと食べて…お姉さん!!



わたしたち人類がゆるやかな衰退を迎えて、はや数世紀。
すでに地球は”妖精さん”のものだったりします。
のんびり、ほのぼの……? ちょっぴり不思議でほんの少し不条理な、
そんな物語のはじまりです。

人類は衰退しました(公式サイト

人類は衰退しましたのOPは耳にしたこともあるのではないだろうか。主人公が踊るダンスや軽快な音楽に合わせたMAD作品はそれなりに広まった。
インド人は衰退しました。

当時はニコニコ動画で放送回の分を無料で見る事が出来た。今作は衰退していく人類と新人類である妖精さんとの日常を描くもの作品なのだがややシリアルシュール寄りな展開が多く、他の多くの量産日常系とは一味ちがう雰囲気を醸し出している。
それだけに日常系至上主義である方々には合わない可能性もあるし日常系を嫌う人達にとっては気にいる可能性もあるものになっていると言えるだろう。

時系列はバラバラで順番に時間が進行するわけでは無いが大体は迷うことなくすぐに把握できるように作られているのでストーリーを追えなくなってしまうということはない。
それに加えて最初から結末がわかっている事の過程を後から描くこともあり「ああ、これはこういうことだったのか」という方の充足感を得ることもできる。
謎の食料品向上と鶏肉の陰謀や島流しからのCivプレイの回は特にお気に入りだ。

主人公のわたしちゃんは可愛い!というわけではないが妙な現実主義や発言の世知辛さから妙な親近感を得る。彼女の心の声はキャラクターの心情描写をより深いものにする。
彼女の反応ひとつひとつに笑いや同感など感じるものは数多いことだろう。

最終話ののばら会の闇はスペシャルだ。特に巻き毛ちゃんの闇のシーンは作中で私にとってのベスト・オブ・ベストなシーンとなっている。
ズボラーズの闇の部分だけ微妙に感じるがまあこれは巻き毛ちゃんのシーンの為のお膳立てなのだと思うと素晴らしい演出なのではないかと思えてくる。
魔女と日記と巻き毛ちゃんの闇は必見の出来具合だと思う。是非とも確認してみてほしい。




最近、お姉さん付き合ってくれないんだよね。どこいってるのかな。今日もいないし。後をつけても撒かれちゃうし…
頭良いから隙もないのかな…嫌って言ったのに勝手に進級しちゃって。私のこと置いてきぼりにして…私は…こんなに好きなのに…
ああああああああああああああああああああああああああああああああああ

あ、ごめんなさい。つい、ごめんねお姉さん。なんかイラっときちゃって…
大変…すぐ拭くね。お茶だから舐めたほうがいいよね…
はあ、こんなことしたら火傷になっちゃうかな。顔が火傷したら外に行けなくなっちゃうかも…それもいいかな。どう思う?看病してあげるから。はあ、一生だってぇ…

あああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ


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