たくさんの人がしてると思います。私もそのうちの一人。
もし本物の悪魔や天使が現代の人間界を学ぶために私達に紛れて生活をしていて堕落してしまったら…?
ガヴリールドロップアウト (公式サイト)
天使学校首席の天使が人間界にやってきた!
……が、
人間界に馴染みすぎて学校サボりまくりのネトゲ三昧、自堕落生活。
怠情な駄目天使、略して「堕天使」と化したガヴリールは、
すべての人類を幸せにする目標はどこへやら。
娯楽を満喫し続けると誓うのであった――。
日常モノですよ。ええ。
登場人物は天使と悪魔ですが天使であることや悪魔であることをネタの一部にしつつも基本的には女子高生の仲良し組に焦点を当てた日常モノだった。
基本的な背景は現代のキリスト教からきているものが多いので合わせて調べてみると知識を深めながら楽しめるかもしれない。
お気に入り部分はやはりOP,EDじゃないだろうか。だいたい第一話から最終話までOPのノリで進むので時間がない人はOPだけ見ておけば大丈夫だ。
EDは本編で半分忘れられかけている天使と悪魔の設定を思い出させつつサービスカットもあり、全体の雰囲気を壊すものでも無い。
今作には天界と魔界の様子も収められているがなんというか日本人らしいポップでキュートでライトな感じの世界でそういう独自設定も楽しめるのではないだろうか。
もう少し内容がつまってる系の日常モノかと思っていたので途中で辛くなり投げだしそうになることもあったがまあ割り切って作業の片手間でラジオをかける感覚で見ればかえって軽い感じの演出や内容がハマるのでそういった視聴スタイルをオススメしたい。
筆者はとても気に入っているからというよりは作業の片手間に流して音を聞いてちょくちょく気になったところで画面を見る程度でリピートをかけるスタイルで視聴したので視聴回数はこのシーズンのなかで最高なのではないだろうか。
悪魔なのに天使なヴィーネちゃんに人気が集まっているが私はガヴちゃんの片隅に残る良心とゆるい感じが好きなのでガヴちゃんを推していきたい。
また、何度も視聴して気付いたのだが、天使なのに…悪魔なのに…という設定はギャク要素に留まることをせず、ステレオタイプや先入観にあふれる現代で客観的かつ柔軟に物事を捉えることの大切さを伝える実に道徳的なアニメなのかもしれないと考えさせられるのであった。
そして日本人の道徳観念とはいったい…
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