届け！私の卓球！！私のドキドキ！！

なにかにドキドキしたことはありますか？街を往く可憐な少女にドキドキしたりスポーツや勝負事でドキドキしたり心臓病でドキドキしたり色々なドキドキがありますね！
このアニメを見るとそんなドキドキを体験する度にこよりちゃんの発情した笑顔を思い出すことになるでしょう。

『灼熱の卓球娘』（公式サイト）

"ドキドキするっ――！　
王者が陥落し、波乱の時代を迎えた中学女子卓球界。
雀が原中学にやってきた転校生・旋風こよりが、新たな風を巻き起こす…！？
少女達の熱き卓球物語、開幕！！


一言でこの作品を表すなら「リアル系卓球版咲」だろう。
「咲」は麻雀のルールをほぼ知らない私でも超能力バトルものとして楽しめる素晴らしい作品だったがこの「灼熱の卓球娘」も卓球を知らなくても能力バトルものとして楽しめる。それぞれのキャラの持ち味というか能力の解説も適度にあり置いてきぼりになることはない。
ただ、能力といっても咲みたいにもう現実でやったらインチキレベルの超能力ではなく実際にある卓球のテクニックやスタイルを強化した様なものなのでそこのところは若干「リアル」だと言えるだろう。

ストーリー構成も友情や葛藤なども織り交ぜられてただの日常モノではなく主人公が発情しながら卓球を通じて周りとの絆を深めていく展開になっているのでダラダラと話が展開するのが苦手な人にもオススメできる。

とにかく万人にオススメできるアニメなので一度見て欲しいが特に「汗」の表現にはビックリさせられる。これは試合展開の激しさだけでなく想いや発情度を効果的に表してこの作品を際立たせている。
是非ともこ雀が原中学卓球部のマネージャーになって試合後の服で…などと二次創作への動力源ともなりうる。（決して筆者の願望ではない）

まとめ
最後まで安定して楽しめるストーリに個性的かつ魅力的なキャラクター、そして試合中の作画もとても良く多くの人に楽しんでもらえるものなのではないかと思っている。
悲しいことに同じ時期にラブライブサンシャインだとか多くの大型タイトルがひしめき合うなかで注目を集めきることができなかった今作だが私のなかではとても素晴らしいダークホース枠として…否、覇権枠として心にのこっている。