タイトルから溢れ出る"さすおに"感だが、とにかくこれを見て欲しい。
落ちこぼれがいつまでも落ちこぼれのままだって、誰が決めたんだよ?
俺があいつらの教官を引け受けた。そして、あいつらを一人前の空戦魔導士に育てるって自分に誓ったんだ。
俺が嫌われることであいつらが強くなれるなら、そんなの全然大したことじゃねえよ。
強くなれ。そして俺たちと同じ空にこい!!
TVアニメ、空戦魔導士候補生の教官7月より放送開始。
現時点で3話まで放送されている。タイトルを見てまず『とある魔法科高校の劣等生』を連想したのは私だけではないと思う。
『とある魔法科高校の劣等生』は他のアニメより特段とは言え無いけれども面白かったので期待していた....... いたんだ。
第一話。臨場感ゼロの謎の戦闘シーンから始まる。
主人公「さあ来いよ、楽しい鬼ごっこの始まりだ!」→主人公、敵に囲まれて死す。
ここまで3分間。良い最終回だった。
そしてOPが終わってすぐに10人掛かりで3日かかる仕事をのを一人で1日徹夜するだけでこなしてしまう主人公。
さすがお兄さま、カッコイイ!!濡れちゃうううううう♡
早速、さすおに要素を入れてくる。似てるのは名前だけではなかったか..
パンを加えた少女と角でぶつかって転んでしまい、その拍子にヒロインの胸をつかむ。斬新な演出だった。他にも学校の生徒が「エンガチョ」と言ったりとタイムスリップした気分だ。最近こういうレトロなのが流行りなのだろうか。
この3人が落ちこぼれ担当だが正直真ん中の子以外は退学でいいんじゃないかと思う。名前は左からミソラ・ホイットテール,レクティ・アイゼナッハ,リコ・フラメル。
真ん中のレクティ・アイゼナッハは臆病なだけで優秀。可愛い。左と右の子は空回りと自称女神らしい。どうでもいい。
第一話は最近流行りのレトロモダンを取り入れつつほとんど自己紹介で終わったが"ED曲は"良かったし、これは期待できるなと思っていたが、第二話、第三話と話が続くにつれて今作の真価を見誤っていることに気付かされていくのだった。
第二話では主人公が裏切り者扱いされる理由が少し明らかにされるのだが、作中の人物と私達の間に明らかな温度差が生まれる。
「あれ、これって裏切りとは言わなくね??」
あちらこちらの作品からいいとこ取りをしようとする努力に微笑ましさを覚えつつも設定に違和感を感じている私達に告げられる..
【悲報】まだ半分いってない(9分経過)
第三話。アイス屋のおじさんがいちばんおもしろい。
まとめ。
あゝ、『空戦魔導士候補生の教官』は人生について深く考えさせるアニメだったのだ..レクティたん(*´Д`)ハァハァなんて言ってごめんなさい。楽しい時間が一瞬に感じて、辛く苦しい時間は永遠に感じるのはなぜ?という哲学的テーマを問いかけるアニメ。まさしく『空戦魔導士候補生の教官』は人生なのである。
そう考えるとOPの歌詞の「マジ消えないで、消さないで、もう一度信じさせて」というフレーズにも夢の様に現れは儚くも消え逝く製作者サイドの心の叫びが現れているのではないかと想い、只々感服させられるのである。
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