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2018年8月10日金曜日

なま~こ なま~こ たっぷり な~まこ♪

皆様、ゲームセンターはお好きですか?そんなゲームセンターで遊べるコンテンツのうちのひとつとしてUFOキャッチャーなるものが挙げられますがそんなUFOキャッチャーのプライズとしてなめこが流行った時期がありました。
特に若い女の子に人気?で秋葉原ではなめこの気ぐるみが電気街を練り歩いていたこともありそんななめことそれを無邪気に愛でる一般層を意味深な目で眺めている怪しいおじさん達もいたものです。
今回はそんな「なめこ」のアニメ化作品の紹介です。


「なめこ家の一族」は、主人公「なめこ」を中心になめこ達が家族を演じるホームドラマです。家族との日々の出来事、クスっとしたり驚いたり、たまにほろっとする“日常”を、温かみのあるタッチでやさしく描いていきます。セリフは全編「んふんふ」だけのセミ・サイレントムービーとして構成し、なめこの新しい魅力がいっぱいの大人から子どもまで楽しめるアニメです。

なめこ家の一族(公式サイト


今回紹介する「なめこ家のいち族」はもともとは「なめこのPV 2013」プロジェクト(全3作品)の一環で2013年7月に公開された2分枠のアニメーション作品が意外と好評だったためにOVA作品としてまとめられたもの…らしい。
つまり良くはわからないがとりあえず短編の「なめこ」を主人公とした日常系作品であるということだ。


今作の衝撃的ともいえるポイントは冒頭のナレーション要素込みのオープニングテーマ以外ではだれもしゃべらないということだ。唯一日本語が聞けるオープニングパートでもナレーションチックな各キャラの説明を歌う第三者のお兄さん?の声が聞こえるだけで登場するキャラクターたちは一切しゃべらない。

それでも各キャラクターの表情(なめこに表情もあったものかという指摘もごもっともだが)やストーリーの進行具合からそれぞれの情感や言いたいことがなんとなく伝わってくる。
逆に「喋らない」ことでキャラクターの内面がより強く視聴者に伝わるような気さえもしてきた。なめこの表情からなめこの心情を察するようになってしまったのだ。これはなんて恐ろしいことなのだろうか


本作の萌えポイントはやはり妹設定の猫なめこちゃんだろう。初恋から兄に邪魔されて怒るところから「起こりすぎたかな?」とちょっと気遣いを見せて最終的にはツンデレで徹夜してマフラーを編んであげて渡すあたりかなりポイントが高くグッとくる視聴者層も多かったのではないだろうか(本作に登場するキャラクターはすべてなめこである。)

最後まで雰囲気やキャラ設定もブレることなく綺麗にまとまっているところから今作に対する減点要素は限りなくすくない。そして唯一萌え豚にとって欠点とも言える「登場人物全員なめこ」という事実さえも猫なめこちゃんなどの憎めない、むしろ愛らしいキャラクターの存在によって+要素に感じてしまう
そして今作は老若男女問わず受けそうな設定、キャラクターデザインであることから「アニメみてるんだ、何みてるの?」と問いただしてきたいかにも美少女アニメにアレルギーを持っていそうな人からの詰問にも「なめこ家のいち族」とかが好きかな?見てみる?と上手くかわす手段にも成りううるのでパット見て「ああまた謎の短編アニメか」とスルーしていた人にもオススメしたい一作だった。

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