Translate

2018年7月29日日曜日

キミもどこまでも行ける…そう、自転車ならね!

最近、ちょっと個人的な諸用が増えまして更新が滞ってしまっています。
さてはて、そんなことは置いておいて、今回は少し前に流行ってその数の増加と共にマナーの悪い人も目立って問題になったりもしたロードバイクで走る自転車乗りに関するアニメの紹介です。


ある日、女子大生の倉田亜美は
タイヤが小さな折りたたみ自転車に一目惚れ。
「運命の出会い」を信じた亜実は、
貯金をはたいて「ポンタ君」を購入。
サイクリング経験者の幼馴染・新垣葵と一緒に走り出す。
流れる景色、肌をなでる風の心地よさ……。
初サイクリングで味わった非日常的な体験が、
亜実の心と体を刺激する。
「私…このままどこまでも行けちゃいそう」しかし、サイクリングの現実は
甘いことばかりではなかったのだ!

ろんぐらいだぁす!(公式サイト


今回紹介する「ろんぐらいだぁす!」は30分枠の自転車に乗ることを楽しむ人々、サイクリストな女の子たちの日常と成長を描いたアニメとなっている。題材が自転車にのるということと、意外とその「自転車」に焦点が合わさっているので日常系感が強めのスポーツアニメともとれるかもしれない。

大学生になった主人公である倉田 亜実があることをきっかけに自転車に乗りたいとすでに自転車の趣味をもっている友人である新垣 葵に相談してまずは折りたたみ自転車の「ポンタくん」から乗り出すというところから物語は始まる。
そして初めての遠出でトラブルになってしまい困っているところを他のサイクリストのお姉さん?達に助けてもらう。
そしてそのお姉さんたちが実は同じ大学の先輩でなんだかんだで一緒に絡むようになったりサイクリングにでかけたりする様になったりという形で話が発展する。
最終的には完全に自転車初心者だった主人公の倉田 亜実ちゃんが身体的にも精神的にも成長して新たな目標もみつけてこれからも自転車に乗って前へ進んで行く(おわり)という流れのアニメとなっている。


ストーリーの進行はかなりサクサク進んでいて、第一話から自転車を買って乗り出して仲間と出会うところまで行く。
ただ、走っててたまたま出会って助けてくれたお姉さんたちが同じ大学の先輩だったって…「そんなオカルトありえません。」

スポーツ系アニメということで高速で移動するキャラクター達を一定のクオリティで描写し続けるのは作業量として重すぎるのか今作のメインとなる要素であるサイクリングの描写の場面では半々ぐらいでCGによる表現方法が用いられている
気になるほどではないが、やはりCG感はあるのでそこのところに抵抗感を持つ人はあらかじめ気をつけておくと良いだろう。

ここで「ろんぐらいだぁす!」に登場する愉快な仲間たちを紹介しておこう。

倉田 亜実

大学1年生の18歳。
わりと平凡。地味かわいいタイプの娘。フィーリングで判断して突っ走るタイプでまさに主人公向きのキャラ設定。
自転車に名前付けて頬ずりしちゃうキャラ。けいおんやばくおんでも見た
自転車に一人部屋で語りかけたりするのだが、そんな姉を心配そうに見守る妹がちょっと不憫。
声優が東山奈央なのだがかんぜんに艦これときんモザの九条カレンが抜けてない感じ。英語の発音がネイティブ感ある。


新垣 葵

けいおんの澪をスポーティなお姉さんにした感じ。
主人公がドジっ子キャラということでそうとうブッ飛んでる主人公の補佐役としてはちょうど良い立ち位置。

百合展開への発展の余地も残されている。
というかアイスの食べさせ合いっこや作中での仲間との掛け合いで亜実ちゃんへの好意や愛情の話になると赤面するなどますます百合の可能性が深まる。非常に興味深い。


西條 雛子
大学3年生だがどう見ても小○生の合法ロリ。見た目からしてみるとツンデレツインテール少女。
主人公をサイクリングの深みへ誘う役割を果たしている。

実家が中華料理屋でそれを手伝ってサイクリングに必要なお金を稼いでいる。
どう見ても小学生にチャイナドレスをあわせるとは制作陣は分かっている。作中後半からはチャイナドレスからバニーガールに衣装がアップグレードされている。



一ノ瀬 弥生
雛子ちゃんと同じ大学3年生。いつも雛子ちゃんと行動を一緒にしていて雛子ちゃんのバックアップ役を果たしている。


遠宮 紗希
途中から参戦する大学三年生の先輩。
一番大学生っぽいお姉さんキャラ。バブみ勢難民の方の希望となり得るか?


作中中盤では万策尽きたのか5話で一旦総集編に突入することもあったが前述した通り、なにせ展開の早いアニメだったのでその振り返りを声優の解説付きで見れるのは、結果的とはなかなか良かったのではないだろうか。

今作に青春や友情以外を求める視聴者層にとっても、「ほぼ百合作品である」可能性や、足がつって動けない亜実ちゃんの足を揉んであげる動作から想像を膨らませたりと発展の余地を遺したアニメとなっているのでぜひとも楽しんで見てほしい。

私も葵ちゃんに普段使いされていて海のサイクリングで亜実ちゃんにも跨がられちゃうサドルカバーになりたい。
そして最終話で汗だくになった雨具を買い取りたい。良い値でどうぞ。

今作を一言で総称するならば自転車を通じて世界を広げ続けるアニメだ。
この手の作品では割とネタに走って個人的にビミョウな構成になることが多いジャンルだったが今作はしっかりとスポーツの楽しさと運動する女の子たちの理想像を見せてくれるような作品で良かったと思う。


ロングライドを成功させる秘訣は「新しい世界」「美味しい補給食」そして「百合」、さらには一緒に走る人がいたほうが楽しいよ!(一緒に走る人がいない)だそうだ。今作を見て自転車を始めようと思った人は是非とも参考にしてみてほしい。

0 件のコメント:

コメントを投稿