今作は最近台頭してきたスマホゲー/アプリ勢力からのアニメのうちの一つの紹介です。
悩める人類を捗らせるために生まれたパーソナルエンタメAI“ハッカドール”
ポンコツだけどどこか憎めない彼女たちが体を張って色んな人のお悩みを解決!
今日はアイドル!明日はコンビニ店員!明後日はエンジニア!
お次はアニメ制作進行で…その次は魔法少女!?
「パーソナルエンタメAI ハッカドールがあなたのお悩み解決しますよっ!」
ハッカドール THE・あにめ~しょん
(公式サイト)
今作はハッカドールというスマートフォン向けのアプリを元ネタにしたアニメとなっている。まずはハッカドールとはなにか?公式から説明を引用して明らかにしておきたい。
君にシンクロするニュースアプリ
ハッカドール
―――――― HACKA DOLL
毎日3回あなたにぴったりの情報をお届けするアプリ
アニメ・ゲーム・漫画・声優・ラノベ・特撮…使えば使うほどあなたの好みを分析して、ピッタリのニュースを1日3回定期的にお届けします。
というわけでアニメ・ゲーム・漫画などサブカルが好きなオタク層をターゲットにしたアプリとなっている。今作が放映された当初、私も一度インストールしてみたが関連ニュースを入力してそれにたいして興味があるかないかを選択して行くことで時間が経過するとともにピンポイントにその人の興味の高いニュースを表示するというアプリだった。
そしてサブカル系アプリということでおまけ枠でアプリ固有のキャラクターが存在してアプリの使い方や操作段階に合わせてそれらのキャラクターたちが案内してくれたり普段使うときにひょこっと出てきて挨拶してくれたりする。
さて、アニメの話題に戻って今作は少し短めの10分枠。でも3分枠よりはボリュームにあふれているのであっという間に終わってしまう感じではなく1話ごとにそれなりに長く楽しむことができる。
一話毎にオチがある一話完結方式で、それぞれの話に連続性はあまり感じられない。
エンディングは公式MMDと
――とあらすじにある様にあらゆる人を捗らせるためにハッカドールが派遣されてその先でいろいろ起こるというストーリーラインのため、色々な職業や環境の人と絡むことになるので数多くの要素が入っている。
今日はアイドル!明日はコンビニ店員!明後日はエンジニア!
お次はアニメ制作進行で…その次は魔法少女!?
――
アニメ制作進行回ではかなり黒い描かれ方をしていてまさにブラック版SHIROBAKOとなっていてアニメ制作進行回はKUROBAKOと言っても過言ではないだろう。ドンドンドーナッツもあるんだよ。おそらくこっちがリアルでSHIROBAKOはフェイクだ。
今作に登場するネタは豊富で幅広く、宇宙人や名探偵コ○ンネタもあります。
ということでギャグ寄りの構成となっているのだが他作品のオマージュもそれなりに織り込まれているので色々なアニメのネタを知らないとあまり楽しめないかもしれない。
作中に登場するキャラクターはハッカドールというスーパーインテリジェンスな
- ハッカドール1号:明るく元気、だけどちょっとかなりおバカ。でも3人で一番の頑張り屋さんトラブルメーカー!
- ハッカドール2号:おっとり年上のお姉さん。おっぱい。だけどかなり頭の中は空っぽ?おっぱい
- ハッカドール3号:無気力、働きたくない系マイペース。(プログラム的に言えばもはやバグのレベル)。そして男の娘(歓喜)
- ハッカドール4号:常識ハズレな言動がちょっとアレなお調子者な天然娘。
- ハッカドール0号:ハッカドールのポンコツっぷりにストレスMAXなオラオラ系お姉様!?
どのキャラクターもかなり個性が尖って描かれているので好き嫌いがはっきりでるだろう。無難な良心枠というものは今作には登場しない。
そして今作のキャラクターたちはAIなのに何の説明もなく超技術で具現化している。でもそんなのいちいち説明していたら10分枠の貴重な時間を消費してしまうから仕方ないね。
毎話ポンコツすぎるハッカドールたちが派遣先?の職場を荒らして行く。爆発オチもあります!
スマホアプリアニメ化枠ということで過剰なエロ演出に期待している諸君にも安心してほしい。牛乳を胸にぶっかけてあたかも○○が胸にぶっかけられたかのように演出した上で他アニメではありえないぐらいの秒数をかけて白色の液体が胸の上でタプタプする様を長い間拝むことができる。
私は6話がお気に入りだ。今作の流れに反して6話ではオチがない。
男の娘枠の3号のナニがなくなってしまう回なのだが、ちょこっとだけ感動系の話も入っていたりして今作では唯一の癒やし枠と言えるだろう。
「ハッカドール THE・あにめ~しょん」はスマホアプリが元ネタになっているアニメだがアプリがヒットしてその流れでというよりかは宣伝のためにという側面が強い今作に対して私はあまり期待していなかったのだが実際に視聴してみると案外面白く、内容もあって作画もそれなりだったという意表を突く作品だった。
他作品のオマージュも豊富な本作、自分のアニメ知識を試しつつ視聴してみてはいかがだろうか。
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