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2018年6月27日水曜日

大空を駆けろ!Guns of Icarus Onlineと射撃。《そのよん》

前回に引き続きGuns of Icarus Onlineのガンナー、そして射撃や砲台の種類について説明していきたいと思います。

ガンナーとは


ガンナーは戦闘において主要な部分となる『攻撃』を主に担当する役職です。
ガンナーは他の役職に比べてより多くの弾薬の種類を持ち込むことができるので状況に応じて弾種を切り替えたり、スタミナを消費してリロード速度を早めたり砲の命中率をたかめて戦闘中の攻撃効率をより増大させます。
その一方で船体の維持に関してはエンジニアリングツールをひとつしか持てないので多様な状況への対処は難しく船体の保守に関してはエンジニアに依存する状況が多いでしょう。
多くのガンナーはエンジニアリングツールについて自身の使う武器が破壊されたときの応急修理のためのスパナもしくは修理との中間の能力を有するレンチを持ち歩くことが多いです。

また、ガンナーはパイロットツールのうち、他の役職の多くが索敵用の望遠鏡を多く装備する一方でより正確な射撃のために測距機を持つことが多いのもこの職の特色のうちのひとつとして挙げられるでしょう。




ダメージタイプ早見表。


武装毎に様々な種類のダメージタイプをもっていてそれによってどのモジュールに効果があるかが異なります。
例えば気嚢に効果はあるけれども他のモジュールに対するダメージの低い砲を敵の船体に撃っても効果的とは言えませんし、装甲を削るためのガトリングで延々と攻撃するよりはガトリングで敵の装甲を削った後に爆発性のフラックキャノンを連射した方が効率的に相手の船を撃破できます。
どんな属性の攻撃がどのモジュールに対して効果があるのか確認しておくと良いでしょう。

種類
バルーン
船体
装甲
モジュール (銃やエンジン等)
Fire 1.5 1.3 0.8 0.25
Flechette 1.8 0.2 0.25 0
Shatter 0.2 0.1 0.2 2
Piercing 0.2 0.2 1.5 0.2
Explosive 0.25 1.4 0.3 0.3
Impact 1.8 1.5 0.8 0.6


弾薬の変更と種類。


ガンナーは自前の特殊弾頭を3種類選んで戦闘に参加することができて、それらのなかから適切な弾薬を選んで装填することができます。装填してしまえばそれを打ち切るまではどの職がその砲についてもその砲の弾薬種類は変わりません。


・Burst Rounds:爆風によるダメージを増大させるこの弾の種類は砲のAoEダメージを増やして一度に複数のモジュールを破壊したいときに有効な選択です。

・Charged Rounds:弾倉の少ない武装(フィールドガンなど単発系など)において最大のDPSを叩き出すことができます。

・Greased Rounds:弾倉の多い武装(ガトリングガンなど)で最大のDPSを叩き出すのに最適な選択です。

・Heatsink Clip:砲の火災を予防するために最適な装備です。装填中の火災を防ぐだけでなく、リロードが完了したときに3スタック分の火を消します。

・Heavy Clip:重量を増した弾丸はランダムに拡散してしまいがちな武器の集弾率を上昇させるのに最適な弾薬です。

・Incendiary Round:射撃が命中した場合、相手に火災を発生させる可能性をもつ弾薬です。敵の射撃を受けた際にこの弾薬が装填されているとこちらの火災発生率も上昇してしまいます。

・LesMok Rounds:近距離砲(レンズ砲や火炎放射器)そして長距離迫撃砲で利用されることが多いです。

・Lochnagar Shot:砲のダメージを大幅に増大させる代わりに砲の旋回速度や砲自身への負荷を上げるリスクのある砲弾です。


武装


軽量砲

○Hades Light Cannon

    ・直接ダメージ:(火炎)30ダメージ
    ・爆風ダメージ:(対装甲)45ダメージ
    ・爆風ダメージ距離:5メートル
    ・発射速度:毎秒1.25発
    ・リロード時間:5.5秒
    ・装弾数:8発
    ・射程:1400メートル
    ・弾速:毎秒250メートル

アーマーへのダメージ効率が高いPiercing弾を利用した爆発性の榴弾を発射する中・長距離砲。
150メートル以内での命中では直撃ダメージのみで爆発しないため爆風ダメージを与えられずダメージ効率はかなり落ちます。
それなので中・長距離砲という扱いになるが弾道の落下率がかなり高いのでこの武器を使いこなすにはこの砲に対する充分な知識と砲手としての高い技能を要求されるでしょう。
アーマーを破壊する性能が高いのでそのあとに船体にダメージを与えることに充分な能力を発揮できるExplosive属性のあるEchidna Light Flak Cannonと組み合わせる編成がよく効くでしょう。

○Javelin Light Harpoon Gun

    ・直接ダメージ:(フレシェット)135ダメージ
    ・爆風ダメージ:(対装甲)80ダメージ
    ・爆風ダメージ距離:1メートル
    ・発射速度:毎秒0.83発
    ・リロード時間:10秒
    ・装弾数:1発
    ・射程:600メートル
    ・弾速:毎秒250メートル

ハープーンは敵船に取り付くための装備となり得る特殊な砲です。命中時には右クリックを長押しすることで最大6秒間発射体から繋がった紐を手繰り寄せて敵船との間合いを詰めることができます。
ロープを巻き取って接近する際には船体には大きな力量が発生するために思わぬ方向へ船が旋回したり急加速したりすることがあります
(敵も同じく)。それを利用して敵との間合いを詰めるだけでなく高度な機動戦の一環として利用することで有利を取ることができるでしょう。
その一方で単体のダメージ源としてはあまり期待できないことや船体が急に傾くことで武器の狙いは定まりにくくなるため、一般的な砲撃装備の船には搭載されることのない武装です。

○Mercury Field Gun

    ・直接ダメージ:(対装甲)75ダメージ
    ・爆風ダメージ:(対モジュール)300ダメージ
    ・爆風ダメージ距離:1.25メートル
    ・発射速度:毎秒0.5発
    ・リロード時間:6秒
    ・装弾数:2発
    ・射程:2250メートル
    ・弾速:毎秒750メートル

敵のエンジンや武器といったモジュールに対して強力な爆発ダメージを誇る『長距離』砲です。
その威力と射程,弾速と当てやすい弾道特性で長距離から敵の武装や機動性を奪うことができます。
長距離戦に特化するなら他の長距離砲と組み合わせ、接近戦も考慮するならばこの武器の射界は狭くてあまり役に立たなくなってしまうため他の武装を用意する必要があるでしょう。
射界の狭さは凄まじく長距離以外での利用はほとんどできないでしょう。

○Echidna Light Flak Cannon

    ・直接ダメージ:(対船体)50ダメージ
    ・爆風ダメージ:(対船体)30ダメージ
    ・爆風ダメージ距離:4メートル
    ・発射速度:毎秒2.857発
    ・リロード時間:4秒
    ・装弾数:6発
    ・射程:1200メートル
    ・弾速:毎秒400メートル

小型の高射砲でそれなりの連射速度と射程を持ち、榴弾を発射して装甲を失った敵船に対して驚異的なダメージ効率を持ちます。
効率を最大に上げるためにはHades Light Cannnonなどアーマーを破壊する武装で敵の装甲を削った後にこの武器で射撃すると良いでしょう。
これもHadesと同じく、最低射程が存在して、それ以下の至近距離(150メートル)での戦闘時には信管は作動せず直撃ダメージのみとなり与えるダメージは半減してしまいます。
それなのでうまく敵船との距離を保つ必要があるでしょう。

○Dragon Tongue Light Flamethrower

    ・直接ダメージ:(火炎)1.2ダメージ
    ・爆風ダメージ距離:4メートル
    ・発射速度:毎秒16.67発
    ・リロード時間:6秒
    ・装弾数:250発
    ・射程:200メートル
    ・弾速:毎秒180メートル

火炎放射器は単発で見れば低い火力ですが持続的な火力とその性質上、射程内であれば当たったもの全てにダメージを与えて(貫通)燃やし尽くすことができます。
とくに武器モジュールは火災スタックが8以上になると使用不可能になるため、近接戦闘において敵の攻撃能力を封じるには良い手段となるでしょう。
一方で火炎放射器は対策として相手に熟練したエンジニアが登場してケミカルスプレーで火炎耐性をつけられた場合には火災による敵の無力化を期待できなくなる致命的な欠点を抱えています。相手も火炎放射器の特性を理解している場合ではこの武装の選択は好ましくなくなる場合がありますが相手の船の構造が複雑だったり大型な場合にはそのすべてのモジュールの火災を防止することはできないので火炎放射器の有効性は維持されるだろう。

○Whirlwind Light Gatling Gun

    ・直接ダメージ:(対装甲)7.5ダメージ
    ・爆風ダメージ:(対モジュール)10ダメージ
    ・爆風ダメージ距離:0メートル
    ・発射速度:毎秒8.33発
    ・リロード時間:5秒
    ・装弾数:82発
    ・射程:450メートル
    ・弾速:毎秒500メートル

ガトリング砲。短距離用の防御武器。その有効射程は短いものの、連射能力、弾道、弾速ともに優秀で当てやすくなおかつその武器の特性がアーマーと武器の破壊両方に有効なので狙って射撃を行えば素早く敵のモジュールを破壊したり装甲を破壊することができるでしょう。
Scylla Double-Barreled Mortarの用な短距離用の船体ダメージの高い武器と一緒に運用して接近して攻撃することで敵船の破壊能力が飛躍的に上昇することでしょう。
接近戦ではお互いの被害が増える傾向にあるため、敵をより早く無力化するために火炎放射器を追加で装備するのも有りかもしれません。

○Aten Lens Array Mk. S Specs

    ・直接ダメージ:(対装甲)1ダメージ
    ・爆風ダメージ:(火炎)0.4ダメージ
    ・爆風ダメージ距離:0メートル
    ・発射速度:毎秒10発
    ・リロード時間:10秒
    ・装弾数:200発
    ・射程:1500メートル
    ・弾速:毎秒2000メートル

レンズで火起こしするのと同じような構造で攻撃するレーザー?兵器。
他の兵器と異なるのは距離減衰があるところ、そして一定時間照射する必要があるところです。
当てやすさと中距離程度で正確な照準攻撃が可能なことから特定の武器やモジュールを狙って破壊したりと牽制攻撃に有効な兵器です。
前線で戦闘することを前提とした艦の主力としてはイマイチかもしれませんが少し後方から支援する場合やすこし距離をおいた砲撃戦および前哨戦で戦略的にこの武器を用いれば優位に立てるかもしれません。

○Phobos Mine Launcher

    ・直接ダメージ:(対装甲)125ダメージ
    ・爆風ダメージ:(衝撃)100ダメージ
    ・爆風ダメージ距離:60メートル
    ・発射速度:毎秒0.25発
    ・リロード時間:4秒
    ・装弾数:1発
    ・射程:165メートル
    ・弾速:毎秒55メートル

浮遊機雷敷設機。機雷は3秒後に安全装置が外れます。安全装置が外れる前に敵船に衝突した場合は衝突ダメージのみが敵船に入り、起爆はしません。
敵船が機雷から半径20メートル以内に接近すると起爆して直接敵なダメージの他に火炎ダメージ、そして機雷の爆風によって敵船を吹き飛ばします。
機雷はひとつの敷設機から5つまで設置でき、6つ目を設置すると1つ目に置いた機雷は消滅します。

AIはこの武器を利用しません。この武器は船体の後方部などの砲門に配置されて防御的に敵の行動を制限する目的で利用される場合が多いです。

○Beacon Flare Gun

    ・直接ダメージ:(対装甲)10ダメージ
    ・爆風ダメージ:(衝撃)5ダメージ
    ・爆風ダメージ距離:3メートル
    ・発射速度:毎秒0.5発
    ・リロード時間:20秒
    ・装弾数:2発
    ・射程:750メートル
    ・弾速:毎秒300メートル

ビーコンフレアガンは雲の中に隠れている船を照らし出すフレア弾を発射する銃です。敵の船に直撃させた場合には非常に少量のダメージと火炎ダメージを発生させますが、この武器はほとんどの場合において直撃を目的とさせずに敵を発見するために利用されます。

フレアは最大射程もしくは雲と衝突したときに動作し、周囲の船を浮かび上がらせます。もちろん味方(自分自身を含む)の船も対象となるので自分を不利な状況に追い込まないようによく考えて利用する必要のある武装です。

○Barking Dog Light Carronade

    ・直接ダメージ:(フレシェット)96ダメージ
    ・爆風ダメージ:(対モジュール)144ダメージ
    ・爆風ダメージ距離:0メートル
    ・発射速度:毎秒1発
    ・リロード時間:6秒
    ・装弾数:5発
    ・射程:325メートル
    ・弾速:毎秒600メートル

近距離に有効な散弾を発射するショットガンのようなカルロナード砲です。
これらの砲はその破片ダメージが敵の気嚢に対してダメージを発揮するのでバルーンを破壊するのにとても効果的です。その一方で船体自体へのダメージは期待することはできません。

副次的な効果として広範囲のモジュールに一斉にダメージを与えることもできるのでバルーンを破壊したらすぐに無用の長物になってしまうことはありません。しかしアーマーの破壊や船体の破壊のための別装備は必要になるでしょう。

○Banshee Light Rocket Carousel

    ・直接ダメージ:(爆発)25ダメージ
    ・爆風ダメージ:(火炎)25ダメージ
    ・爆風ダメージ距離:3メートル
    ・発射速度:毎秒2発
    ・リロード時間:6秒
    ・装弾数:8発
    ・射程:1170メートル
    ・弾速:毎秒450メートル

早い発射速度をもつロケット発射機。装弾数や精度も良好で使いやすい武装であり、爆発性そして火炎属性の装備として使い勝手の良い装備のひとつして中距離から近距離戦において搭載して損のない装備でしょう。
これ単体では他の武装と違ってなにかに特化した攻撃力をもちませんがバランスよく敵への攻撃やアーマー破壊後のとどめにも使える装備として役にたつでしょう。

○Artemis Light Rocket Launcher

    ・直接ダメージ:(爆発)70ダメージ
    ・爆風ダメージ:(対モジュール)120ダメージ
    ・爆風ダメージ距離:2.5メートル
    ・発射速度:毎秒0.63発
    ・リロード時間:7秒
    ・装弾数:4発
    ・射程:1334メートル
    ・弾速:毎秒575メートル

中/長距離の単発式のミサイル発射機です。その威力は高いですが連射は不可能のため、これのみで敵船を破壊することはできません。
その一方で広い爆発半径と対モジュールダメージによって遠距離から敵の能力を一時的に奪うことができるので遠方で交戦している僚艦の支援も可能です。
遠距離武器特有の射角の問題をこの砲も抱えているので近接戦闘を考えているなら他の武装を搭載する必要があるでしょう。

○Seraph Tempest Missile Launcher Mk. S

    ・直接ダメージ:(爆発)90ダメージ[全段命中時]
    ・爆風ダメージ:(火炎)90ダメージ[全段命中時]
    ・爆風ダメージ距離:7メートル
    ・発射速度:毎秒0.5発
    ・リロード時間:8秒
    ・装弾数:2発
    ・射程:600メートル
    ・弾速:毎秒150メートル

照準方向へ遠隔誘導するミサイルを発射するミサイル発射機です。中規模のミサイルを複数発射します。
誘導ミサイルの利点としては狙いにくい高速小型艦への対処能力の高さが挙げられます。
それらの船の脆弱な気嚢部分に対してこのミサイルの火炎ダメージは効果的に働くことでしょう。
一方でミサイルを発射後、照準を合わせないといけないので機動に注意が必要ですし乗組員を長時間拘束してしまう武装となっています。
この武装のみでは当然敵船の撃破は難しい上に敵のモジュールへのダメージに乏しいため、モジュールを無効化するような武器との組み合わせが好まれています。

○Scylla Double-Barreled Mortar

    ・直接ダメージ:(爆発)30ダメージ
    ・爆風ダメージ:(爆発)60ダメージ
    ・爆風ダメージ距離:8メートル
    ・発射速度:毎秒1.82発
    ・リロード時間:6秒
    ・装弾数:12発
    ・射程:400メートル
    ・弾速:毎秒120メートル

敵船に対する効果力の武器を発射できる砲です。
この武器をアーマーを失った敵船に打ち込むことができればたちまち敵の船はバラバラになってしまうでしょう。
その一方でモジュールへのダメージなどアーマーを保持している敵への攻撃能力としてはそれほど期待できず、また、射程距離や弾道落下の激しさから距離が離れるほど命中精度が低く、お互いの速度や位置関係によっては敵に命中させるために熟練の腕が必要となるでしょう。

重量砲

○Hellhound Heavy Twin Carronade

    ・直接ダメージ:(フレシェット)350ダメージ[全段命中時]
    ・爆風ダメージ:(対モジュール)200ダメージ[全段命中時]
    ・爆風ダメージ距離:0メートル
    ・発射速度:毎秒0.83発
    ・リロード時間:7.5秒
    ・装弾数:2発
    ・射程:400メートル
    ・弾速:毎秒800メートル

より大型な2連装のカルロナード砲です。その散弾は敵の装甲や船体に対するダメージは低いものの一瞬にして敵の気嚢や副次的な効果として武器やエンジンといったモジュールに対して広範囲にダメージを与えることができるでしょう。
この武器の特性上、遭遇戦など敵と至近距離まで接近したときに猛威を振るいます。
大型砲故のリロード時間の長さ故、追撃には向きませんので他の攻撃手段も合わせて用意する必要があるでしょう。

○Manticore Heavy Hwacha

    ・直接ダメージ:(爆発)24.66ダメージ
    ・爆風ダメージ:(対モジュール)50ダメージ
    ・爆風ダメージ距離:5.5メートル
    ・発射速度:毎秒8.33発
    ・リロード時間:14秒
    ・装弾数:20発
    ・射程:1200メートル
    ・弾速:毎秒300メートル

驚異的は破壊力をもつロケットを連射することのできるロケット砲です。その能力の高さによってアーマーを持たない敵ならば一瞬にして敵を窮地に追い込むか破壊することができ、そうでない場合でも大量のロケットとそれらの爆発半径、そして高いダメージによって大量のモジュールを機能不全に陥らせます。
大型砲を2門搭載して斉射できる船体から一斉斉射したときの爽快感は格別なものがあります。

○Lumberjack Heavy Mortar

    ・直接ダメージ:(爆発)50ダメージ
    ・爆風ダメージ:(対モジュール)300ダメージ
    ・爆風ダメージ距離:12メートル
    ・発射速度:毎秒0.8発
    ・リロード時間:8秒
    ・装弾数:6発
    ・射程:1650メートル
    ・弾速:毎秒275メートル

長距離攻撃用の迫撃砲。220メートル未満の距離だと信管が作動せずに直撃ダメージのみとなって大きくダメージ効率が下がってしまいますので中・長距離砲の扱いになります。
この砲の特徴はバルーンを破壊するフレシェット属性の榴弾を発射する武器というところにあります。これによって中・長距離から敵の垂直方向の制御を奪うことで戦略的優位を取ることが可能になるでしょう。
砲の精度、落下特性に癖がなく長距離の砲撃でも敵に命中させるのはそれほど難しくないはずです。
その一方で接近されるとダメージ効率が大きく下がることや長距離砲特有の射界の狭さが仇となる接近戦は苦手です。

○Typhon Heavy Flak Cannon Mk. I

    ・直接ダメージ:(爆発)115ダメージ
    ・爆風ダメージ:(爆発)50ダメージ
    ・爆風ダメージ距離:7メートル
    ・発射速度:毎秒2発
    ・リロード時間:4.5秒
    ・装弾数:4発
    ・射程:1680メートル
    ・弾速:毎秒240メートル

大型高射砲。300m未満では信管が作動せず直撃ダメージのみとなりダメージ効率は落ちてしまいます。
標的に混乱を招く非常に強力でゆっくりと正確な長距離まで届く榴弾を発射する大型の高射砲です。
使い勝手良さと船体に対する大きなダメージが期待できますがその一方でアーマーへのダメージ効率はそれほど良くないのでそれを破壊する用途の武器を別途に用意する必要があります。
アーマーを破壊してから敵船へ攻撃を仕掛けるのがベストでしょう。

→一発あたりのダメージを増大する代わりに装弾数が2発に減ったMk2も存在します。

○Minotaur Heavy Cannon

    ・直接ダメージ:(対装甲)72ダメージ[全段命中時]
    ・爆風ダメージ:(対モジュール)180ダメージ[全段命中時]
    ・爆風ダメージ距離:0メートル
    ・発射速度:毎秒0.67発
    ・リロード時間:10秒
    ・装弾数:5発
    ・射程:1800メートル
    ・弾速:毎秒700メートル

重量砲枠には珍しい支援砲枠。
命中した敵の船舶をノックバックさせる。ちなみに相手の船体の中央より離れたところ(端っこ)を狙うと相手をスピンさせられる。
相手をスピンさせたりノックバックさせることで自艦や僚艦に対する接近攻撃を阻止したり砲の狙いをずらしたりすることで優位に立とうという意図で運用する砲です。

○Nemesis Heavy Carronade

    ・直接ダメージ:(対モジュール)125ダメージ
    ・爆風ダメージ:(衝撃)130ダメージ
    ・爆風ダメージ距離:5メートル
    ・発射速度:毎秒0.5発
    ・リロード時間:5秒
    ・装弾数:4発
    ・射程:800メートル
    ・弾速:毎秒400メートル

この砲も重量砲のカルロナード砲ですが散弾ではなく通常のキャノン砲弾を発射します。
これらの砲弾は散弾とは異なり、汎用性を高めていますがその分尖った性能は削り落とされていて凡庸な性能に抑えられています。

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