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2018年5月8日火曜日

実は私…吸血鬼やねん!!

せやかて○藤!関西弁を使うヒロインがいるアニメがあるんやて。
さかい、なんとビックリ!彼女は吸血鬼やないかい!!
そんな人外ヒロインオンリーアニメの紹介や。ほなな~


隠し事が出来ないことから『穴の開いたザル』、
通称『アナザル』と呼ばれている高校2年生の黒峰朝陽。
彼には、密かに想いを寄せる相手がいた。
ミステリアスなクラスメイト、白神葉子だ。
しかし、彼女もまた、ある秘密を抱えていた。

実は彼女は……吸血鬼だったのだ!!
しかも正体がバレたら即退学!!

そんな葉子の正体を知ったアナザル朝陽。吸血鬼だとバレてしまった葉子。
2人は秘密を共有し、一緒に高校生活を続けるため
『秘密がバレたことを秘密にする』決意をする……が、
学校では一筋縄ではいかない
アホカワ・ダメカワ・エロカワなヒロインたちが
ノンストップで大暴れ!!
朝陽は本当に秘密を守りきれるのか!?

“ちょいアホ人外ヒロインラブコメ”の明日はどっちだ!!

実は私は(公式サイト


“ちょいアホ人外ヒロインラブコメ”今作を語るにおいて最適な表現なのではないだろうか。
基本的にちょっと抜けている『人ならざるヒロイン』と主人公のギャグ寄りなライトなラブコメアニメ作品となっている。

今回登場する主人公は基本的に良いやつだ。そういう意味においては胸糞な展開は無いので安心して欲しい。そしていいヤツであり素直なところが(この要素が強すぎて『アナザル』と呼ばれるまでの欠点にもなってしまっているが)周囲の人からの評価に繋がっているし今作でのストーリーの展開の原動力にもなっていると思う。
そんな主人公が自分とは反対に秘密を多く抱えている様に見えた葉子ちゃんに惹かれるところから今作は始まる。そして序盤から告白しに行くのだがそれよりも大きな秘密を知ることとなり告白どころではなくなってしまう。そう、白神葉子ちゃんは吸血鬼だったのだ!!からの実はクラス委員長(前に告白して振られた相手)が宇宙人だった校長が悪魔だったりとめちゃくちゃな学校でめちゃくちゃな日々を過ごしながらも少しずつ主人公である朝陽くんとヒロインである葉子ちゃんの距離が縮まって行く過程が描かれる作品となっていた。



それではどんな「ちょいアホ人外キャラクターズ」が登場するのか紹介してみよう。


  • ヒロインの白神葉子ちゃん:吸血鬼。関西弁。チャームな牙がポイント。アホ可愛い。初めて出来た友達の黒峰朝陽くんが好きになっちゃう。
  • 主人公の黒峰朝陽くん:思ったことが顔に出てしまうタイプ。それに加えて口が滑りやすくアホなので周りの人に意図をすぐに汲み取られてしまう。
  • ヒロイン枠其ノ弐の藍澤渚ちゃん:宇宙人。本体は手のひらサイズと小さいが人と同じ大きさのロボット?を操って朝陽くんと同じクラスに潜伏してクラス委員長をしている。本来の目的は地球侵略で任務はそのための偵察。
  • 主人公の幼馴染の朱未みかんちゃん:人間。朝陽くんの幼馴染。本当はずっと好きだったけれども言い出せないでいる。かけているメガネに付喪神が宿り、勝手に喋り始める様になる。新聞部部員で何にでも首を突っ込んで引っ掻き回すマイルドなクソメガネ枠。
  • 葉子ちゃんの幼馴染の紫々戸獅穂ちゃん:狼男。写真や似ている球体など直接月を見なくても変身してします。葉子ちゃんの幼馴染で痴女。ちなみに変身するとヤンキー♂の獅狼くんになる。
  • 紅本茜ちゃん:合法ロリババア。悪魔にして朝陽くんたちの通う学校の校長。こう見えてクラスの担任である紅本明里さんの高祖母である。トラブルメーカー。
  • 紅本明里さん:担任。人間。高祖母である茜ちゃんを制御できる才能ある人間。悪魔の血は少し混ざっているがほぼ人間らしい。だが人間とはなにかという哲学的テーマを問いかけてくれる存在。
  • あいつら:朝陽くんの友達。いいやつ。


こんな感じだ。『実は私は…』では、うまくギャグ要素を取り込んでいるとは思うがやはり基本はラブコメ要素が終始支配している。
これらの強烈なキャラクター達の織り成す物語は破茶滅茶だがその一方で心情はわりとピュアだったりしてラブコメらしくぶつかってみたり、距離が近づいたり離れたり、誤解してみたり三角関係だったりと一通りの要素も織り込まれていて恋の行方を楽しんで見守ることができるだろう。
なによりリア充NGの私にとってもこれが『人外』との恋愛ということでファンタジーだからセーフという免罪符を得ているのは非常に大きい。

普通のラブコメに飽きてしまったそこの貴方におすすめしたい!そんな一作だった。特に展開が重くないライトなギャグ寄りラブコメが好きな人にオススメだ。

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