そんな訳で今回はメカ少女?モノアニメの紹介です。
ある日の早朝、普通の女子高校生あおの元に届けられた謎の小包。
開けるとそこにはフレームアームズ・ガールと呼ばれる完全自律型の小型ロボット
『轟雷』が入っていた。
おもちゃだ!プラモデルだ!
しかし轟雷はただのフレームアームズ・ガールではなかった。
通常の人工知能以上に高度な、人格を有する人工自我、AS(アーティフィシャル・セルフ)を搭載した最新型の試作機だったのだ。
しかも轟雷を起動できたのは世界中であおたった一人。
バトルデータを収集し、感情を学んでいく「フレームアーム・ガール・轟雷」。
フレームアームズ・ガールの知識0(ゼロ)の「少女・あお」。
かくして、あおと轟雷、少女とフレームアームズ・ガールの奇妙で楽しい、
きゃっきゃうふふな日常がスタートする!
フレームアームズ・ガール(公式サイト)
今作の舞台は近未来的な日本が舞台で宅配便が自律行動型ドローンで届けられている描写がある。
いつか私達の世界にもドローンを用いた宅配サービスが普及するときが来るのだろうか。
そんな世界の技術水準で制作された新しいおもちゃというかゲームの媒体として作り出されたのが今作の主だった要素となるフレームアームガールだ。彼女たちは命令をただ実行する存在ではなく自発的になにかを考えたり行動できる。見た目と大きさはフィギュアに近い。
そして彼女たちはそれぞれ付属のセッションベースなるものを用いて拡張現実のフィールドで戦闘することが出来る。それから物語の中ではそれほど出てこなかったが携帯端末を通して装備のセッティングの変更なども出来る様だ。
そして今作では特段その手の知識も興味もない普通の女子高生のあおちゃんの元に手違いで届いた「雷轟」なるフレームアーム・ガールを起動することとなり、製造元からの依頼でそのまま雷轟を預かって戦闘のデータを収集する協力をすることになるといった感じでストーリーが始まる。
30分枠で半分毎に話に纏まりがあるパターンだった。
今作の特徴としてはメカ少女と戦闘という要素が合わさっているのにどちらかというと戦闘要素よりも日常要素の方が強く感じるところがある。
戦闘シーンは割とあっさりとしているし拡張現実世界での戦闘のダメージは現実に持ち越されないしその後は対戦相手と仲良くやっているしそもそも企業の製品試験という設定なのでそれほど話が重くないのも手伝って「戦闘」できるメカ少女たちの日常という印象に繋がるのだ。
そして
まず充電プラグの挿入位置がお尻にある。しかもプラグを抜き差しする時に身悶える。あきらかにお尻に突っ込まれて感じちゃってるアレなのだが彼女たち自身が腰だと主張しているのだから仕方ないね。
そして第二話でロボ少女同士のキスがはじまる。しかも舌入ってるよね?あら~^^と言ったかたちで今作では「ほとんど百合」の要素を見出すことも難しくはないかもしれない。
お風呂回もあります。安心してください。
全体を通して見ても最後は闇落ちした仲間?を救ってハッピーENDだし、話に区切りをつけつつも俺たちの戦いはこれからだみたいな感じで続編への可能性を残しつつうまくまとまれていて良かったと思う。
逆に言えばひねりが少なくこの手のアニメに慣れてしまっている人からすると少し退屈に感じてしまうかもしれない。
ともあれ最近では特にあまり見なかった「ロボ少女もの」に近いジャンルでなおかつ戦闘よりも日常に焦点があたっている様に感じる割とレアな作品ということと安定したストーリーを私は評価したい。
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