あれ?おかしいなぁ…
女の子より、カワイイ!?
主人公・有川ひめ(♂)は、
親に押し付けられた借金で困っていたが、なんと生徒会が借金を肩代わりしてくれることに。
しかしその条件が、
『生徒会の犬となり、高校生活を女装して過ごす』
というトンデモな話だった…。
ノリと勢いの生徒会面々とそれに巻き込まれる
女装少年が繰り広げる、結構何でもアリの
女装少年ギャグコメディ
ひめゴト(公式サイト)
女装少年ギャグコメディ。そう、これは所謂男の娘ものだ。一時期流行の兆しを見せて関連書籍やこのジャンルの盛り上がりがある時期があってその一環として今作もアニメ化された様な記憶がある。
さて、女装少年「ギャグコメディ」とあるしなんと4分アニメなのだからきっと男の娘ものでもライトなものだろうと想像している一般視聴者もいたかもしれない。だが、そんな層にはちょっと厳しい作品になっている。
なんとこの作品…度々男の娘のパンチラ&もっこりが登場するのである。もちろん最終回でもしっかりパンチラもっこりを披露する。
ではそんな表現にも耐性のある上級者向け、もしくはギャグ・コメディパートが優秀かというとそうとも言い切れない。これらの要素で評価を得るには4分という枠はあまりにも短かった…
第一話から主人公の有川ひめくんはメイド服姿で登場する。
そこからの流れはその
生徒会メンバー(こちらはひめくん以外全員女性)
風紀委員(女装男子1+メイド(男)+ひめくんの弟(女装)
クラスメイト(ひめくんのクラスメイト)×1
が登場して彼らの日常をパンチラ満載でお届けするというものになっていた。クラスメイト(♂)のパンチラはないので安心して欲しい。
題材は濃いのだが、やはりその題材へのフォーカスとギャグコメディ、そして登場人物の多さを考えるとやはりあまりにも4分は短すぎた。
結果として今作はどの層にとっても「物足りない」ものとなってしまっている気がする。もちろん原作ファンにとってはキャラクター達がアニメ化されて動き回るのは楽しいだろうし4分で物足りなければ脳内で補完したり原作を読み返したりする楽しみがあるが今作をアニメから入って原作を読むつもりもないという人が見たなら残念ながらあまり良い印象を得られないかもしれない。
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