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2018年3月22日木曜日

電車と揺れるおっぱい。

今ではわりと一般的に用いられる様にになったオタクという言葉ですが、オタクのなかでも趣味嗜好がたくさん分かれていて決して交わることがない人達もいるものです。
そんな別ジャンルである鉄道とラノベが合わさってアニメ化されたらどうなるのでしょうか。
こうなるのです!!


憧れの国鉄に就職し運転手になることを夢見る高校生・高山直人がOJT(On-the-Job-Training:職場研修制度)で配属されたのは東京中央鉄道公安室・第四警戒班、通称“警四”だった。

男勝りで優れた射撃術と格闘術を誇る桜井あおい、記憶力抜群のお嬢様・小海はるか、筋肉脳の熱血漢・岩泉 翔たちメンバーと何故か班長代理になってしまった平凡な高山直人が立ち向かう事件は迷子探しから爆弾処理まで!?
次々と巻き起こる事件の数々を警四の4人は解決できるのか?
4人の高校生が紡ぎ出す青春鉄道アクションがいよいよ出発進行!

RAIL WARS!レールウォーズ(公式サイト


まず、最初に伝えなくてはならないのは今作が王道を行く「鉄道」アニメだと言うことだ。これは今作が鉄道をテーマにした作品であるということのほかにアニメの定番を踏襲して道をはずすことなく安定して(言い換えれば冒険せず)最後の終着駅まで安定して駆け抜けて行くまるで列車の様な作品だと思うからだ。上手いこと言えているだろうか。

本作の構成要素はハーレム6割エロ3割鉄道1割となっている。
誤解してほしくないのだが私は今作が鉄道部分がほとんどないエセ鉄道アニメであると言っている訳ではない。しっかり鉄道がテーマに取り上げられているししっかり取材されている「鉄道アニメとしてもしっかりつくられている」アニメであると思う。
だがそれ以上にラノベに付きもののハーレム&エロ要素がこれでもかというくらいに盛り込まれていて結果的に構成要素のほとんどが前述した通りにほとんどハーレムとエロで占められている様に感じるのだ。

振動や衝撃その他の要因で1話につき最低でも5回前後はラッキースケベが発動する。また、ほぼ毎回だれかの胸が主人公の身体のどこかに押し付けられている。カウントしたらネタになるのではないだろうかと思ったのだがあまりにも多すぎて数えることも止めてしまった。

このBD&DVD告知CMからでも今作のおっぱい分の片鱗を感じ取って貰えると思う。


また、本作では4人のヒロイン枠+2?が用意されていてそれぞれがいかにもラノベラノベな展開で主人公に惚れて行く。所謂チョロインというやつだがそこらへんの作品よりはちゃんと理由や設定がしっかりしているのでそこで落胆することはないだろう。

ストーリーはライトノベルな図書館戦争と言った感じで所謂Ifものだ。「もし国鉄が民営化されなかったら」の世界で今の鉄道警察隊の元となった鉄道公安隊に事前研修で配属された主人公とヒロインたち+脳筋たちが様々な事件に巻き込まれてそれを解決して行く。そしてそこで主人公が新たな女の子を発掘して無意識のうちに惚れさせたりとハーレムを作り上げて行くというものだった。

ここまで纒めて思い返してみれば今作は密度が高い作品かもしれない。それでいて鉄道というコアなファンを抱えるテーマを題材にしてラノベラノベ化されてしっかりつくられているならこれは神作品なのではないか?と思ってきたが実際はちょっと違う。

過度なサービスシーンが今作を陳腐化させてしまっているのだ。バランスが若干悪かったのかもしれない。
そこで!?って言うくらいにはエロいシーンが散りばめられてる作品は私的にはオッケーなのだがどう考えていても多すぎて今作の魅力を打ち消してしまって最終的に私にエロいハーレム汎用アニメ+鉄道ものという印象を与えてしまった。

それでも割と貴重な鉄道テーマものでサービスシーンも豊富で一見の価値アリな良作ではないだろうか。

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