Translate

2018年4月23日月曜日

戦うアイドルグループ。ワルキューレ!!

皆さん、マクロスシリーズはご存知ですか?歌とロボットと銀河をめぐる闘い。それを描いたマクロスシリーズは「超時空要塞マクロス」からはじまり「マクロスF」まで流れを続けています。


西暦2067年、人間が我を失い凶暴化する奇病「ヴァールシンドローム」が猛威を振るう銀河辺境の地。
対抗手段として結成された戦術音楽ユニット「ワルキューレ」は「ヴァールシンドローム」の症状を歌で鎮めるため、星々を駆けめぐり、ライブ活動を展開してた。
一方、時を同じくして、「空中騎士団」と呼ばれる「風の王国」の可変戦闘機部隊が動き始め――。
プロトカルチャーの遺産の謎が絡み合い、星系を超える熱きチームワークと恋の物語が幕をあげる。

マクロスΔ(公式サイト


今作はマクロスFから次のシリーズとなるマクロスΔの話となっている。
では前作のマクロスFの視聴が必須かというといままでのマクロスシリーズをみているとより楽しめる要素はあるが其の一方で今作がはじめてのマクロスでも理解できるつくりになっている
それもそのはず、マクロスシリーズは世界は共有しているがその世界は宇宙全体と広大で大体のシリーズでは同じ世界でもかなり年代が進んだ話だったり別の銀河系を探査中の移民船団だったり今作の様に宇宙の辺境に位置する星系での出来事だったりするわけで登場する機体や基本的な世界観は共有されているもののキャラクターなどはまったく新しいものが多くまったくもって始めて今作を視聴するひとからしても前提知識がないと見れないということはほとんどないのだ。

良くも悪くも今作はマクロスしている「マクロスしている」とはマクロスという作品がいつもそのときどきのアニメの流行を全部混ぜてそれに既存のマクロスの世界観を足して割ったようなものを作り続けてきたということを示している。
今作ではラブ○イブだったりアイ○スのようなアイドルアニメの成功を受けて登場する歌姫を一人や二人ではなく5人というアイドルグループに置き換えてきている。

どういった話なのかというと…
まああらすじを見てもらったほうが早いのかもしれないが銀河のあるところで生活する人々の間で簡単に言えばゾンビの様に我を忘れて無差別に他の人を攻撃したり破壊活動を始めるようになってしまう病気の流行が見られていた。
それは脳の信号伝達に影響を与えられている結果の様でそれを鎮める力をもつ歌声をもつ人の歌を聴くことで沈静化されるということでそういった能力をもつ少女たちを集めて「ヴァールシンドローム」化した「ヴァール」の鎮圧のためにアイドルユニットが結成されてその護衛の飛行部隊を合わせた混成部隊が設立されてそれがPMC(民間軍事会社)によって運営されて対象の星系を「ヴァールシンドローム」の危険度に応じて巡回していた。
そしてそんななか、音楽が好きでワルキューレに仲間入りして歌うために祖国を捨ててオーディションを受けに密入国してきたフレイアと「自分のいるべき場所」を求めて銀河を転々としていたハヤテが出会う。
そしてそんな二人がいる惑星で「ヴァールシンドローム」が活性化して…という出だしで始まり、ハヤテは護衛の飛行隊に、そしてフレイアは音楽戦術ユニットワルキューレの一員として働くことになる。
だがそんな「ヴァールシンドローム」の発生の裏にはフレイアの故郷であるウィンダミアの影が見え始めるといった形で主人公たちはどんどん戦争に巻き込まれて行く…といったかたちで始まる。

マクロスといえば歌だが、今作でもそれなりにこだわっているようで、私はワルキューレの歌が好きなのだがこの手の曲は好き嫌いがあるだろうしぜひひとつ聞いてみて判断して欲しい。



今作はリアルタイムで追いかけて最後まで視聴した作品のうちのひとつだが同じく最後まで視聴した同シリーズの「マクロスF」よりは勢いが弱い様に感じた。
逆にマクロスFが良すぎたのかもしれないが…。
個人的には最初1話からフレイアがヴァルキューレとしてデビューを飾るぐらいまでの『序盤』がもっとも熱く、そのあとはある種の失速感を感じた。
というのも序盤からの流れがわりとゆっくりだった割には戦闘が始まってからは急展開が多く、もうちょっと丁寧に描写して欲しいと思うような場面が多かったのに加えて最後に至っては展開がさらに加速してワープしたかの様な結末を迎えている。戦闘と歌の組み合わせも中盤から後半までの方が気合が入っているように感じた。
私は好きで最後まで見たし良い作品ではあると思うがその一方で最終回を含めた後半の失速ぶりも半端なく残念に思える面も多かったちょっと悲しみを抱えたアニメだった。
とはいえ、ここまで長く連なるマクロスシリーズの最新作、ぜひとも見てみたらいかがだろうか。

ちなみに私はワルキューレのなかではカナメ・バッカニアさんがお気に入りだ。とはいっても他の選択肢が

  • 林檎ごりごり娘
  • 3歳児
  • おっぱい

と枠が限られているのだが…。(他メンバーに対しても私はリスペクトしてます。)もちろんピンクおっぱいさんのサービスショットに課金させていただきます。)
だがカナメさんのリーダーとしての能力の高さや戦闘や補佐業務などでの有能さ、そしてなによりもちょっと「お姉さん」属性がある感じがして良い。実に良い。


0 件のコメント:

コメントを投稿